ITパスポートの疑似体験プログラムをしてみた

受けている案件で、ITパスポートについて調べる必要があり、検索して公式のサイトを発見しました。

ITパスポートは取得したことがありませんが(IPAの試験は基本情報技術者から始めました)、その名前は知っており、だいぶ前にサイトを見たことがあります。

今回は久しぶりのサイト訪問です。

検索エンジンのリンクをクリックすると、ほどなくページがブラウザに表示されたのですが、見慣れぬ画面に目を疑いました。

いつの間にか、ITパスポートにはイメージキャラクターができていたのです。

最近、こういったものが流行りなのでしょうか。

LinuCでも公式キャラができており、反響があったのか、FAQにおいてキャラクターについても質問項目がありました。

仕事で真剣に調べ物をしているのに、いい年してアニメヒロインを見て遊んでいるようで恥ずかしい気持ちも湧いてきます。

また、いつの間にかITパスポートは「iパス」呼びになっていました。時間の流れを感じさせます。でも、そう呼んでいる人を周りで見たことがありません。というより、周りであまり話題に上がりません。

それはともかく、必要なものを一通り調べると、面白いものを見つけました。

それが「CBT疑似体験ソフトウェア」です。

CBTはオンライン上で資格試験などを受験できるシステムで、IT系の資格試験ではよく利用されていますが、ITパスポート試験では過去問をその疑似体験ソフトで解くことができるのです。

便利な時代になったものだと思い、実際にダウンロードして起動しました。

なかなかいい感じじゃないかと思いながら、実際に受験してみました。

結果、100問中84問正解。

合格ラインが1000点中の600点ですので、余裕の合格ラインです。

見落としや読み間違え、忘れてしまった用語がいくつかあって誤答もありましたが、無策で試験を受けてみた割には上出来でしょう。

画面設定や操作手順などもいろいろ工夫されており、CBTの試験に慣れる、システムに慣れる上で良いのではと思いました。画面の機能を使いこなせるだけでも、見直しがだいぶ楽にできます。

無料で使えますので、ITパスポートを受験したい、ITの基本について学習したいという人は使ってみるとよいと思います。

WRP代表ライター。 元経営コンサルタントで、企業のITやセキュリティの支援を担当。Webやブログの黎明期からWebマーケティングに関わり、Web全般を得意とする。SEO知識とIT知識を武器にするIT系ライター。 Webライティングだけでなく、専門性を活かし、中小企業向けのIT導入相談、セキュリティ相談、ソフトのローカライズ(日本語化)支援、研修や試験のテキストや解説書の作成なども手掛ける。